日本でロレックスを扱うショップの形態は、
正規店、並行輸入店、質店の3つのタイプがあります。

並行輸入店は時計専門店以外に雑貨などを扱うブランドショップも含みます。
まずはこの違いについて、図を使って解説していきます。

上が正規店、下が並行輸入店です。

正規店とは、海外時計メーカーの日本法人や正規輸入代理店から
商品を仕入れて販売している時計専門ショップのことを指します。

それに対して並行輸入店は、日本法人や正規輸入代理店を通さずに、
独自のルートで海外から直接商品を仕入れて販売するショップです。

質店は、商品を預かるかわりにお金を貸してくれるところですが、
今では貸すではなく買い取ることの方が多く、
買い取った商品を中古品として販売するためのショップを併設しているところが多いです。

このように商品の仕入れ方法によって3つに大別されます。
当然ですが、それぞれにメリット、デメリットがあります。

そこで、正規店、並行輸入店、質店のそれぞれの
メリット、デメリットとロレックスの保証について簡単にまとめました。

正規店、並行輸入店、質店のメリット・デメリット
ロレックスの保証

正規店 並行輸入店 質店
メリット 日本の正規輸入代理店を通して仕入れているため商品に対する信頼度は抜群に高い。

また、DMなどでメーカー側が発信する情報やサービスも受けることができる。

海外から直接仕入れているため、国内正規店よりも安く購入することができます。

また、現行の商品だけでなく日本では手に入らない未入荷品や中古品も扱うため品揃えが豊富です。

中古品が中心のため掘り出し物が見つかる可能性が高いです。

質店独自の仕入れのため、並行輸入店より更に安く購入できることも多いです。

デメリット 正規輸入代理店が決めた国内正規価格で販売することが前提となります。

基本的に新品のみの扱いで中古品は販売されません。

海外から直で仕入れているため、為替などの影響が受けやすく販売価格は常に変動します。

また、ブランドによっては、アフターサービスに違いがでる場合があります。

最新モデルの取り扱いはほぼありません。

腕時計に特化している訳でもないので、専門店に比べ品揃えが劣ります。

ロレックスの保証 2015年7月1日からメーカー保証2年から5年に延長されました。

それに伴い特例措置として、2013年7月1日から2015年6月30日の期間に購入した商品については保証期間が3年に延長されました。

ロレックスの場合、並行輸入店であっても保証期間内であれば、正規品と同じように適用されます。

ただし、若干のタイムラグがあるため、新品であっても保証期限までの期間が短くなっている場合があります。

その為、ショップ独自の保証制度を設けているのでほとんど問題はありません。

扱っているのはほとんど中古品ですが、付属の保証書が期限内であれば問題なくアフターサービスは受けられます。

時計に力を入れている質店であれば、並行輸入店と同じように独自の保証制度を設けているところがほとんどです。

このように一長一短ではありますが、

買いたいロレックスが決まったら、
どのショップで購入するかを決めることも1つの重要なポイントです!

だからこそ、ショップの特徴を知ることはすごく大切なことですよ!

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