中古品には新品とは違うメリットがある反面、
もちろん若干のリスクもあります。

最低限のポイントを紹介します。

1.中古品とは?

一般的に一度人の手に渡り実際に使用されたものを中古品と言います。

前所有者の使い方や製造年代によっても、
状態や仕様は様々です。

価格は商品の状態や年式から価値を割り出して決定するわけですが、
価値の判断は、ショップによって微妙に違ってきます。

なので、中古品を購入する場合は、

まず狙っているモデルの相場をある程度
事前に知識として得ておくことが必要です。

新品とは違う分類を以下にまとめました。

特徴
未使用品 一度、ユーザーに販売された商品です。その商品を購入や譲り受けた人が一度も使用しないまま不要となったためにショップに売る・下取りに出すなどした商品のことを指すのが一般的ですが、この未使用品にアウトレット品も含めているショップもあります。
アウトレット品 新品と同様に、一度も一般ユーザーに販売されたことのないもので、商品自体は新品です。しかし、長期在庫となっていたためにメーカー保証の有効期限が切れていたり、付属品が流通の段階で一部、欠損して不足していたりと、完全品とはいえない商品のことを指します。
USED品(中古) 一度、ユーザーに販売されたもので、実際に使用されたことのある商品のことを指します。前所有者の使い方や製造年代も様々なため同じ状態の物は存在しません。しかし、ロレックスは壊れにくいこともあり、USED商品への評価は高い。
アンティーク品 1960年代までのモデルを指すことが多いです。しかし、ロレックスについては1970年代以降のモデルについても評価が高いため、1970年代もアンティークに含めていることが多い。

2.マイナーチェンジは必ずチャックすること!

ロレックスの場合、同じレファレンスでも製造年によって
部分的に改良されていることが多々あります。
ロレックスの「Ref.」レファレンスの意味・見方

例:デイトナのバックル部分。改良により強度が増しています。同時にデザインも施されています。

その為、価格にも当然影響します。
万が一、手放す際にもプラス要素となるため見逃してはいけません。

微妙な変更点と時期を知っているだけで、
賢いロレックス選びができます。

3.独自の保証制度

メーカー保証期間が過ぎたのが前提となる中古品を購入する場合、
必ず確認したいのが保証です!

品質管理を徹底しているショップでは中古品であろうが、
ショップ独自の保証を付けています。

中古品の場合、品質管理をしていても、
一定の期間使用しないと本当の問題を抽出できないからです。

中古品の保証の有無は、
ショップ選びの重要なポイントです!

4.保護フィルム

ロレックスの全ての新品商品には必ず保護フィルムが付いています。
これは、流通段階で傷が付かないようにとの配慮からです。

保護フィルムが無いものは、新品であってもアウトレット品扱いになってしまい
値引きして販売されることになります。

5.付属品の有無

中古品を購入する際に必ずチェックしたいのが、付属品の有無です。
ブレスの外したコマまで揃っていると完璧です!

万が一、手放すときにプラス要素になるからです。

ロレックスはあくまでも状態と製造年代が価値判断の基準となります。
なので、新品で買ったものも中古で買ったものも価値はあまり変わりません。

ただしかし、付属品は中古品こそ貴重になります。
揃っているほどプラス要素になります。

「国際保証書」「ボックス」「取扱説明書」「タグ類」「ブレスの外したコマ」

新品時の付属品が揃っているのが好ましいです。

ゼロからわかるロレックス【完全保存版】

まとめ

まずは狙っているロレックスの価格相場を調べましょう!

それから、そのロレックスの知識を学んで更に絞り込んでいきます!

購入するロレックスが決まったら次はショップ選びです!
ある意味ここが1番重要かもしれません!

最後は1点のロレックスを選んで購入です!
状態をしっかり確認する、そしてショップの保証制度が重要ですよー!

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